薪ストーブあれこれ 薪づくり 薪ストーブのある家づくり 薪ストーブの設置について |
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1、煙は出るの?→ | 火に勢いがつくまでは出ますが、高温で燃え始まれば、気になるほどは出ません。慣れれば、時間の短縮も可能です。 |
2、ダイオキシンは?→ | 調査によると、0.0000011ng-TEQ/gとほぼ0に近い数値だということです。ただし、天然木材ではないものを燃やした場合、その数値がどうなるかはわかりません。基本的に、薪ストーブは天然の木材のみを利用します。集成材などはかなりの量の接着剤が入っていますので、ダイオキシンを排出するばかりか、高温でストーブが壊れる原因にもなります。ここは注意が必要です。 |
3、二酸化炭素は?→ | 木は腐敗する過程で自分の中に蓄えておいた二酸化炭素を排出します。その量は燃やしたときと同等です。腐らせておいても、燃やしても同じことですので、暖を取れるだけ、薪ストーブのほうが環境にやさしいということになります。 |
4、木を切ってしまったら 森がなくなってしまう→ |
日本の木は切られないまま放置されている状況にあります。木と木の間が狭すぎると、木は効率的に成長できず、木材としての利用価値が下がってしまいます。そのために間伐という作業が必要なのですが、間伐した木材は、放置され、腐るに任されることが多いようです。さらにコストの問題から、間伐もせずに放置されている山林がいたるところにあります。これを燃料として利用することは、逆に環境保護になるのです。また、農家や普通のご家庭でも、倒木や不要な木の処分にお困りの場合もあります。ただで持って行ってくれるなら、願ってもないというお話が時々あります。ご近所を回ってみるだけで、結構暖房費が浮くかもしれません。 |
その上→ | 二酸化炭素を無理やり排出する化石燃料の使用を、極力抑えられるというメリットもあります。 |